くりっく365からの発表
会社の破たんを経験しているし、顧客の保障カットも経験しているだけに、打たれ強い。「入社の動機も、他の日本社同様、ただなんとなく、会社に顔を出したという程度で、気がついたら17年いるという人も結構いる」という。
「大量採用、大量脱落」のなかでの生き残りだから、どういう環境でも生き残れる、優秀な人材ということになる。
T邦生命出身で、世界のMDRT(ミリオンダラー円卓会議)の次期日本会会長に内定しているK村昭代営業専門部長は「T邦生命の時代から師年目ですが、大変な時代を経験しました。
T邦でいま残っている人はたくましいですよ。
GEからAIGに変わって『また会社変わったのね」と、お客さんからはいわれましたが、でも今回はお客さんに何の迷惑をかけたわけでもありませんし、私達にしてみたら社名ぐらい『なんだ』という感じです。
正直いって、保険という約束が果たせないということは、現場にとってはとても辛いことです。
個人的にも破たんを経験して責任感が強くなったと思います。
本当の一生懸命というか、覚悟ができたというか、その時ですね。
T邦が『危ない』といわれた時から、他社から声をかけてもらっていましたが、破たんを経験すると、会社は辞められないですよ。
自分でもこんなに愛社精神が強いとは思いませんでした。
それまでは将来は代理店でもやろうかなと思っていましたが、破たんを経験したら、そんなことまったく思わないようになりました。
お客様は減りましたが、残ったお客様のことを思うと本当に辞めなくてよかったな、といまだからでしょうけど思います」。
MDRTは生命保険、金融サービスのトップセールスが集まった世界組織。
17年5月末現在で、3万3258人、全体の1%以下のエリート軍団。
日本会メンバーは23917.0人(17年4月1日現在)で、全体の17万5374人いる営業職員数に対し、わずか0.9%の狭き門で、K村はそのMDRTの栄えあるトップに就く。
K村は現在、副会長だが、17年4月の大会で会長就任が内定しているというが、破たん経験会社からの日本会会長就任は初めて。
T邦出身者がたくましく生まれ変わったという象徴的な存在だ。
地方のプロデューサー(営業社員)もたくましい。
17年T邦生命入社の旭川エージェンシーオフィス留萌サテライト・S木紀子は、T邦生命の実質破たん時をこう振り返る。
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